衰える日本語力

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タイトルを見て、現代の日本人の日本語力に物申す的な内容を期待されている方がいらっしゃれば、完全に失望しますのでどうぞスキップしてください。
私が書きたいのは私の日本語力のお話です(苦笑)

海外生活が長くなると、いくら日本で生まれて日本で育った100%日本人であっても、やはり日本語力は衰えると最近しみじみ感じます。
理由は色々あると思うのですが、やはり絶対的に日本語を話す機会が日本に住んでいた時よりも少ないということ。
しかも機会が少ないだけでなく、よく使う言葉などの一部が現地の言葉に置き換えられてしまうために、日本語を話していても気が付くと現地語に混ざってしまったりすることもあると思います。

これは我が家のあるあるですが、高校生の娘などと話をしていると、多くの単語がフランス語に置き換わってしまい、日本語で話しているのにフランス語が分からない人が聞いたらチンプンカンプンな内容に聞こえる感じになってしまっています。
でも娘の場合はフランス語の方が母国語なので、日本語で言えない言葉は全部フランス語に置き換えてしまっている状態というだけなので、私の日本語力の衰えとは少し違うかもしれません。

私の場合はと言えば更に悪くて、一応上の子供二人とは日本語、夫とは英語とフランス語、下の娘とはフランス語と日本語を少しという感じで話しているのですが、子供たちの日本語力はかなり怪しいので、やっぱり日本語がフランス語に置き換わってしまいがち。
夫に至っては英語もフランス語もどっちでも通じるというのが逆に悪くて、私も夫も二人で話している時はフランス語と英語がランダムに混ざっていて、他の人が聞いたら「?」となってしまう状態なのですが、私たちは全く英語もフランス語も意識せずに話しているので、特に外出先などで回りに人がいる時など、夫が英語で私に話しかけているのに、私はフランス語で返事をしたり、フランス語で会話が始まったのに途中から英語に切り替わったりするのを聞いて、よく二度見されたり凝視されることがあります(笑)

それに私はフランスで特に積極的に日本人の友達を作ろうとしたことはなく、日本人の知り合いはいるけど友達というのはいないので、完全な日本語ネイティブを話すのは、実家に電話した時くらいというのば現状。
そうなると本当にまともな日本語を話す機会は月に1回程度ということに。

言語というのはやはりコミニュケーションのツールなので、いくら日本語で本を読んだり、ブログを書いたり、インスタなどを通じて色んな人とやり取りをして日常的に日本語を使っていてもやっぱり限定的で、日本で暮らしていた時のように毎日の生活で使う日本語と触れているのとは違うと思うのです。

それを実感したのが、つい数日前のこと。
かなり久しぶりに日本に住む親友とメッセージのやり取りをしていました。
インスタをフォローして下さっている方はご存じと思いますが、夏のヴァカンスに入ってから毎朝下の娘とウォーキングをしていているので、その話をしたところ、親友から「朝活でジョギングしてるよ」との返事が返ってきました。
その彼女が使った「朝活」という言葉を見て、あぁ、こういう言葉、私は全く使わないなぁと感じたのです。

もちろん「朝活」の意味は知っているし、インスタなどでも頻繁に見かけます。
でも友達とやり取りをしている中で使われると、急にその言葉が生きていることを認識するというのか、あぁ、皆こういう言葉を最近はよく使っているんだなぁと、妙に感心してしまうのです。

改めて考えてみると、日本は他の国に比べて新しいコンセプトが次々と生まれる国だと思います。
なので流行語というと大げさですが、「〇活」というような言葉もひとつのコンセプトではないでしょうか。
そもそも「〇活」という言葉が定着したのはここ10年くらいだと思いますが、もともとは「就活」や「婚活」くらいのヴァリエーションしかなかったものが、先に出た「朝活」をはじめ「妊活」、「終活」、更には「昼活」「夜活」「眠活」なんて言葉も出てきたり、日本の生活や社会から離れている私にとっては、主にオンライン上では触れることがあっても、実際の生活では全くと言っていいほど触れる機会がない言葉がたくさん溢れているので、たとえ意味が分かっていても意識しなければそういう言葉をほぼ使うこともありません。
多分私が気付いていないだけで、他にも日本に住んでいる人ならほとんどの人が毎日聞くような言葉も、私は全く知らないという言葉がたくさんあると思います。
そう言う意味で、日本語力というよりも、今、皆が日常的に普通に使っている「生きた日本語力」が完全に衰えていると言えるのかも知れません。
それを補うにはやはり日本の家族や友達ともっと頻繁に話す機会を増やすしかないと思いますが、時差もあるしなかなか難しいのが現実。

そう考えると言語って深いものですね。
だって意味が分かってそれを使ってコミニュケーションが取れても、それが現代の社会にフィットしているかはまた別問題なわけです。
言葉にもお笑い芸人のギャクのように旬があって、旬の時だけ皆それを使うけど、終わったらまた次の言葉に置き換わって、常にアップデートして追い続けないといけないもののような気がしてきました。
言葉はまさに「生きている」ものなのでしょうね。

ところで今日のイメージ画像の意味は?と思われた方へ。
これは私が朝活で行っているウォーキングコースの公園です。
朝早いので誰もいなくて、いつも貸し切り状態です。

(何気に「朝活」という言葉を使ってみましたが、この「朝活」を普通に使う人ぶってみたかったという理由で今日のブログを書いているというのはちょっと大げさですが、当たらずとも遠からず。
やっぱり私も日本人なので、普通の日本人の皆さんと同じように使ってみたいのです 笑)



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