【2017年版】パリ観光で安全のために知っておきたい5つのポイントと対策

IMG_1578.JPG


フランスに住んでいてたまに日本へ帰ると、日本はやっぱり平和で安全だなと思います。
一般的に海外旅行へ行く時に気を付けるべきことはだいたい同じだと思いますが、パリならではのポイントもいくつかあるんです。この記事では安全面に関するポイントと対策をご紹介したいと思います。



1.スリ、ひったくりに注意!


きっともう皆さん何度も聞いたことがあると思いますが、パリ観光で一番初めに気を付けてと言われるのが'スリ''ひったくり'です。
これは観光客だけではなく、パリの軽犯罪のほとんどがスリやひったくりでとにかくその件数はダントツ。特に地理や現地の状況に疎い観光客は狙われやすく、残念ながら日本人はその中でもターゲットになりやすいので在仏であっても気を付けなければならないのです。
またスリ、ひったくりといっても色々なパターンがあります。


■すれ違いざまや追い越しざまにバッグなどをひったくって逃げるパターン

これに対しては斜め掛けのバッグが有効ですが、紐部分が華奢なものだと切れてしまったり、また犯人が刃物などで切って盗られる可能性もあります。更にバイクなどに乗った犯人に追い越しざまにバッグをひったくられそうになった被害者が引きずられて怪我をしたという事例もあります。
いずれにしても斜め掛けのバッグはにはなるべく手を添えておくようにして自分の体の前方にキープし、バッグを掴ませないような状態にしておくことがポイントです。
またどのようなカバンでもファスナーなどでしっかりと口を閉められるタイプを選ぶようにしましょう。




■メトロなどで切符を買うのを手伝うふりをしてカードや財布を盗むパターン

これも最近定番化している手法で、メトロの切符売り場で切符を買う手伝いをするふりをして近づいてきた犯人に財布やクレジットカードを盗まれるという被害が多く報告されています。
相手がフランス語に疎いを分かった上でフランス語でまくし立てて戸惑っている隙をついたり、切符販売機の前でまごついているところに現れて横から勝手に操作して自分の分まで切符買わせたり、クレジットカードで買おうとしているところに、「このクレジットカードは使えないみたいだから駅員に聞いてきてあげる」などと言ってカードを持ち去ったり、更にはちゃんと戻ってきてカードは返すものの、カードの情報が盗まれていたりという巧妙な手口もあります。

日本と違って駅員があちこちにいるわけでもなく、窓口へ行っても販売機で買ってくださいとそっけなく対応されることも多いので、つい助けてくれる人に対してガードが甘くなってしまいがちですが、絶対に人前で財布を出したりクレジットカードは出さないようにして、もし強引に手伝いをしてきたり、数人のグループで助けるふりをして近寄ってきたらはっきり「Je n'ai pas besoin d'aide」ジュ・ネ・パ・ブゾアン・デッド(手助けは要りません)と言って一旦その場を離れましょう。




■子供の集団によるスリ

メトロ構内を始め、パリでは子供によるスリの被害も多く発生しています。主に10代の子供だけのグループで行動していることが多いのですが、時に一人や二人の少人数の子供スリもいます。特に子供というのは加減を知らず無茶をして危険を冒すことがあるので、怪しく感じたらその集団から離れることが得策です。




■観光地や混雑したスポットでカメラや携帯をひったくるパターン

観光客で賑わうところではつい夢中になって写真撮影をしていて、荷物などへの気配りが手薄になってしまうこともあると思いますが、最近では混雑した観光スポットや美術館などの中でiPhoneなどの携帯やカメラを盗まれるという被害も多発しているようです。実際に私の友達もコンコルド広場でiPhoneを出して写真を撮っていたところ、いきなりiPhoneを盗られました。(その時友達は追いかけて行って取り返したのですが、それは男性だったから出来たことかもしれません。)

バッグなどだけでなく、カメラや携帯を使う際も油断することなく周囲の人々に注意を払って、出来ることなら首からかけられるストラップなどを使って盗られにくい状態にしておけば、狙われる可能性が断然低くなります。




■偽警官にパスポートやクレジットカードなどを盗まれるパターン

これも割とよくあるパターンですが、警官と名乗る人にパスポートの提示を求められて応じ、パスポートやクレジットカードを盗まれる被害。
確かに自分の国ではないと偽警官かどうかはちょっと分かりにくいかも知れませんが、何もしていないのに突然パスポートの提示を求められることは通常ないので基本的に提示する必要はありません。
でももしそれが本物の警官で拒否したことによって何かあったらどうしよう…と不安に思うかもしれませんが、そんな時は「Je n'ai pas de passeport avec moi」ジュ・ネ・パ・ドゥ・パスポー・アヴェック・モア(今パスポートを持っていません)と答えましょう。もしくはあらかじめパスポートのコピーを用意しておいてそれを提示、オリジナルはホテルにあると言えば、偽警官の場合諦めて去るはずです。



taisaku.png


やたらと声をかけられても毅然と断るなど応じないようにし、怪しい人物が居たら近づかない、または相手が近づいて来たら離れるようにしましょう。
またバッグの持ち方、貴重品を人前で出さないなど常に警戒を解かないように周囲に気を配ることによって、狙われにくくなりますので是非上記を参考に気を付けて下さい。




2.現金の持ち歩きは最小限に!


これは1のスリ・ひったくりにも関係するのですが、フランスでは最近ニュースでも取り上げられるほど、日本人と中国人の多額の現金の持ち歩きについて問題視されています。

日本ではカードよりも現金を持ち歩く人、またはカードを使用していてもやはり現金も常にある程度持っておくという人が多いと思います。特に海外の旅行中となれば少し余裕をもって多めに現金を持っていた方が安心と考える人も少ないくないはず。
しかしそんな日本人の特性がフランスでも知られていて、そういうことからもスリやひったくりのターゲットにされやすいのです。
今からそのイメージを変えるのは簡単ではありませんが、万が一被害に遭っても最小限に抑えるためにも現金の持ち歩きは最小限にしましょう。

フランスはかなりのカード社会なので基本的にどこでも少額からカードで支払することが出来ます。むしろカードの方が現金よりも歓迎されるくらい。特に観光地なら尚更ですし、ちょっとカフェでお茶でも…という時でもカードで支払うことが出来るので心配無用。カードが使えないお店はそうそうありませんし、カードが拒否される可能性としては小さいお店などで「カード払いは10ユーロ以上から」とかそういう場合くらい。
とにかく現金無しでも全く問題なく過ごすことができるので、あらかじめ現金や小銭で支払う予定がある場合を除いて、一人50ユーロもあれば一日十分です。足りなくなったらその都度ATMでおろすのが賢明です。

また、万が一に備えて少し多くの現金を持ちたいと思うなら、首からかけられるカードケースなどに入れて服の内側になるようして携帯しましょう。


taisaku.png


フランスはカードだけでも全然問題なく観光できるので、お財布には一人50ユーロの現金のとどめ、足りない時はその都度ATMで。
余計な現金を持ち歩かなければ万が一被害に遭った時も最小限に食い止めることが出来ます。




3.署名活動をしている集団は無視!


観光客が多く集まるようなスポットに署名活動をしている集団がいることがありますが、そのほとんどが詐欺です。
たいていの場合東ヨーロッパの移民(特に若い女性)達が署名用紙とペンを持って近寄って来て署名するように言ってきますが、しつこいから署名くらい良いかと思って署名すると、名前を書き込んだ先に金額を書く欄があって、署名したんだからと募金を強要してきます。もちろんそのお金は彼らの懐に入るだけで慈善活動でもなんでもありませんので、無視するのが一番です。

また同時に気を付けて欲しいのが、しつこく署名するように纏わりついている時に他の仲間がバッグから財布などを抜き取るというスリ行為もすることがあるので、持ち物に注意してなるべく早く彼らから離れて下さい。


taisaku.png


署名活動をしている人や集団が居たら完全に無視するか、はっきり毅然とNon merci(結構です)と言ってなるべく早くそこから離れましょう。



4.しつこい路上の物売りに注意!


IMG_1847.JPG

エッフェル塔の周辺を始め、人が多く集まる観光スポットには違法な物売りがたくさんいてエッフェル塔のキーホルダーや自撮り棒などを売っています。こういう場面でも人当たりの良い日本人は狙われやすくしつこく付きまとってきますので、はっきり毅然とNon merci(結構です)と言いましょう。

また中には詐欺まがいの方法で物を売ってくる場合もあり、有名なのはサクレ・クールのミサンガ売りです。彼らはとてもフレンドリーで「Bonjour」(こんにちは)と笑顔で声をかけて来て握手を求めて手を差し出し、相手がそれに応じで手を出したところにミサンガを素早く巻き付けて、それを無理やり買わせようとしますので、もし声をかけられても買う気がないのなら無視してください。


taisaku.png


路上の物売りからは基本的に何も買わないのが賢明。無理やり買わされたり詐欺まがいの被害に遭わないためにもはっきり断ってその後は無視しましょう。




5.指輪を落としましたよ詐欺に注意!


これもパリでよく行われている手法。金の指輪を持った人が「これあなたが落としたんじゃないですか?」などと言って声をかけてきます。この時点ではっきりきっぱりNon(違います)と言ってその人から速やかに離れましょう。そうでないと相手は無理やり指輪を押し付け、後で戻ってきて「金だから売ればかなりの金額になるはず」とお金を要求してきます。他にも何かを落としましたよと注意を引いている間に別の仲間がバッグなどから財布を抜き取るということもありますので、本当に自分が何かを落としたのでなければハッキリ否定して、しつこく引き留められないようにその場を早く去りましょう。


taisaku.png


身に覚えのないことで知らない人に声をかけられたらすぐにその人から離れましょう。




終わりに…


IMG_1776.JPG


いかがだったでしょうか?
パリ観光で気を付けるポイントなどは色々なところで指摘されていますが、実際どうしたらよいのか対策についてはあまり書かれていませんので、今回はその対策についても書いてみました。
全体的に言えるのは常に狙われているという意識をもって持ち物に気を配ることと、知らない人に声をかけられたら基本的には疑うこと、そして怪しい、おかしいと感じたら関わらずにすぐにその場から離れましょう。
せっかくのパリ観光、このような犯罪の被害に遭わずに楽しめますように!



にほんブログ村 海外生活ブログ 南フランス情報へ




posted by ミカ at 21:00Comment(0)パリ

フランスで絶対買いたいお土産!南仏発のショコラティエPuyricard

IMG_8107.JPG


チョコ好きなフランス人は年間400万トンを消費!


フランス人はチョコレートが大好き!
なんと年間約400万トンを消費するんだそうですよ!!

最近では日本でも知られるようになった復活祭のイベント、エッグハント。庭に隠した卵形のチョコを探すこの復活祭だけで約15万トン、そしてクリスマスには33万トン以上のチョコレートが販売されるんです!クリスマスシーズンだけで年間の商品量の10%だなんてすごいですよね。

でも確かにクリスマスシーズンになると、スーパーなどにも大量のボックス入りチョコレートが山積みになるし、ショコラティエへ行ってもクリスマスの特別なチョコレートがたくさん売られています。

我が家の夫のマミー(おばあちゃん)が存命の頃は毎年クリスマスにレオニダスのチョコレートボックスをもらっていましたし、今でも夫や義母が毎年チョコレートを買ってくれます。


南仏発の絶品チョコレート!



IMG_1523.JPG


フランスと言えばパリ!というイメージが強いので、チョコレートの有名店もパリ発祥の名前が浮かぶ方も多いかもしれませんが、南仏にも飛び切り美味しいチョコレートがあります。

それがPuyricard=ピュリカ

*最後のDは発音しませんが、実際はRまで発音します。
でもカタカナ表記にするとピュリカが一番実際の音に近いです。


クリスマスだけでなく誕生日やヴァレンタインなどにもよく夫がプレゼントしてくれるのも、私の一番のお気に入りであるこのPuyricard=ピュリカのチョコレートです。
フランスのチョコレートの中で何の迷いもなくベスト!と言えるくらいお勧め。

そんなPuyricard=ピュリカのチョコレートの中でも取り分け私が愛してやまないのがLaurence Laitというチョコの中に塩バターキャラメルソースが入ったチョコレート!!

IMG_1555.JPG


薄いチョコレートの層を口の中で割ると中からトロッ塩バターキャラメルソースが流れてくるのですが、その塩加減、甘さ加減、チョコレートとのバランスが絶妙なのです!

Puycardのブティックでは大抵選んでいる最中に試食で一粒お勧めされるのですが、たまたま食べたのがLaurence Laitで、あまりに気に入ったのでLaurence Laitだけ多めに入れてもらったのがハマったきっかけ。それ以来行くと必ず1/3はLaurence Laitを入れてもらいます。

私は大抵量り売り専用のボックスで購入するのですが、いくつかサイズがあるので箱のサイズを決めてから好きなチョコを選んで入れてもらいます。
アソート用ボックスは25g/29,00ユーロ375g/43,50ユーロ500g/58,00ユーロでそれ以上のサイズもあります。
(2017年10月現在)
私はいつも375gのボックスで買っていますがLaurence Laitはかなり繊細で割れやすいのでお土産で持ち帰るのはちょっと難しいかも…。でも量り売りで数個だけでも買うことが出来るので、ブティックに行く機会があれば是非!!


お土産にピッタリ!ピュリカのお勧めチョコ



14.feb.2012 005.JPG


職人の手作りによる繊細なチョコレートが多いPuyricard=ピュリカですが、夏場や日本へのお土産となるとちょっと中身を選びますよね。そんな時はあらかじめボックスに入っているアソートチョコがお勧め。
でもチョコ好きなら是非試して頂きたいのがこのタンザニア産のカカオを使用したピュアチョコ

IMG_9792.JPG


40枚入り(196g)で(14,50ユーロ)約1700円ちょっとのお手頃価格。
(2017年10月現在)
丈夫なボックス入りで一枚ずつ丁寧に包んであるので会社などに持って行って皆でシェア出来ます。実は私もお気に入りで毎日一枚食べるのが日課なんですよ。

ちなみにPuyricardは南仏発祥ですが、フランス各地にブティックがあります。
私はこれまでマルセイユ店、エクス・アン・プロヴァンス店、アルル店へ行ったことがありますが、普段はマルセイユ店かエクス・アン・プロヴァンス店を利用しています。
特に本店に当たるマルセイユ店はとっても素敵な雰囲気なのでお勧め。アルル店は通りに面しているのですが入り口も店内もとっても小さくて種類も少なめなのでご注意。もちろんパリにもありますので(しかも3店舗も!)、下のHPからチェックしてみてくださいね^ ^




Puyricard
→ https://www.puyricard.fr/fr/
各店舗のアドレス情報
→ https://www.puyricard.fr/fr/stores





にほんブログ村 海外生活ブログ 南フランス情報へ

フランスの結婚祝い、出産祝い事情

IMG_4936.JPG


日本でもお祝いごとと言えばどんなギフトにしようか?ご祝儀はいくら包めば良いか?などなど色々悩みますよね。
でも所変われば品変わるというように国が変われば慣例変わる(笑)と言うことで、今回はフランスでの結婚祝いと出産祝いについての事情をご紹介したいと思います。


結婚祝いの場合


IMG_8845.JPG


フランスの結婚式のご祝儀にはほとんど相場というものがありません。もちろん日本でも近い親戚や祖父母などはある程度まとまった金額、職場でまとめて渡す場合は一人当たりの金額も少額といった具合だったりすると思いますが、フランスもそういう傾向はあるものの基本的にはそれぞれの判断。しかもお祝いをあげないという選択もあります。
以下、シチュエーション別に解説。



結婚式に出席した場合


フランスの結婚式は基本的に市役所で行い、その後日本の披露宴にあたる結婚パーティーを別のところで開きます。市役所によってはそういった施設が隣接していることもありますが、多くの場合は大勢が収容できる多目的ホールなどを借りたり、パーティー対応のレストランなどで行います。

日本なら披露宴の受付でご祝儀を渡すことになりますが、フランスの場合は大抵パーティー会場にご祝儀を入れるボックスなどがあって、そこにご祝儀をあげたい人があげたいだけ入れるというスタイルです。
もちろん日本のようなご祝儀袋などないので、ほとんどの場合現金をそのまま入れることになりますが、中には封筒などに入れて記名して入れる人も居ます。
ただ現金をそのまま入れた場合は誰がいくら入れたか分かりませんので、相手から個人的なお礼が返ってくることはなく、純粋にお祝いの気持ちで渡すことになります。


■結婚式に出席した場合のお礼…
日本であれば結婚式に出席すると引き出物をお礼として持たせてくれますが、フランスの場合は小さなサシェに入ったドラジェなどが一般的です。
もちろんオリジナリティを出したいカップルなどはドラジェではなくて別のものにすることもありますが、大きさ的にはドラジェと変わらないような小さなものである場合がほとんどです。




結婚式に出席せず結婚祝いを渡す場合


友人の結婚式ならまず出席することになると思いますが、事情があって欠席する、または親戚だけど遠方なので欠席するということもあると思います。

フランスでは日本ほど結婚式にご祝儀をあげることにこだわりがないので、例え親戚でも、また式へ出席、欠席に関わらずお金を渡すことがあまりありません。なので特に結婚式に出席しない、つまり顔を合わせる機会がない(またはなかった)人が改めてご祝儀だけ渡すということはあまりしません。

もしお金を個人的に渡すという場合は封筒などに入れて本人が渡したいだけ渡しますが、親戚はともかく友達がこういう形でお金を渡すことはかなり稀です。

友達ならば個人的、または同じく式には出席しなかった友達同士(つまり式に出席するほどの仲ではない人も含め)まとめて何かお祝いの品を渡すのが一般的です。
この場合もいくら出すかは本人次第ですが、仲間うちなら大抵皆同じ金額を揃えて出そうとなるのが自然な流れだと思います。
また、友達や親せきであってもお祝いの言葉だけでお祝いの品はなしということも特別なことではありません。


■結婚式に出席せずお祝いだけもらった場合のお礼…
結婚式は欠席したけれど何かしらのお祝いをもらった場合も、式に出席した人と同様のもの(つまりドラジェなど)を返すのが一般的です。
もちろんもらった金額などによってお返しの品物が左右されることは基本的にありませんが、明らかに金額が高い(例えば高齢で式に参列出来なかった祖父母などからのお祝いなど)場合、その人に合わせてちょっとしたものをお返ししたりすることはあるかと思います。
また場合によってはその友人や親せきを家に招いてシャンパンや食事を振舞ったりしてお礼をすることもありますが、いずれにしても本人に直接会って、またはそれが出来ない場合は電話などで必ずお礼を言うことだけはします。




職場の同僚でまとめて結婚祝いを渡す場合


日本でも職場の同僚がいくらか出し合ってご祝儀をまとめて渡したり、またはお祝いの品を買って渡したりしますが、フランスでも同じようにまとめてお祝いを渡すことがあります。
ただし、この場合も出したい人が出したいだけ出すというスタンスが基本。
ご祝儀として現金を渡す場合は誰がいくら出したか書かれたメモなどが一緒に添えられ、お札も小銭もそのままもらった状態でまとめて渡されるのが普通なので、誰かが両替をして新札にして…なんてことはありません(笑)

またお祝いの品を買うにしても、同じように出したい人が出したいだけお金を出し合って買うのが一般的で、まとめ役の人などがそれを買うのにいくらくらいか提示して、その金額になるように合わせられる人はそれなりの金額を出したり、最終的にはまとめ役の人が微調整して買うことになります。
その場合も誰がいくら出したかというメモが添えられる場合がほとんどです。


■同僚からまとめてお祝いをもらった時のお礼…
基本的には結婚式に参加してもらったお礼と同じでドラジェなどを配って、お礼を言って終わりということが多いです。もらった金額によってお礼の品が変わることはまずないです。
場合によってはお礼の品が無い場合もありますが、お礼は必ずもらった人全員に直接言うようにします。

また職場によってはお礼の意味を込めてランチタイムなどにシャンパンやおつまみ、場合によっては軽食などを準備して皆に振舞ったりする人も居ます。この場合お祝いをくれた人全員に声をかけるわけですが、くれなかった人もその場に居合わせれば一緒に声をかけるのが普通。





出産祝いの場合


17.Nov.2010 010.JPG

出産祝いも結婚式のお祝いと同じような部分もありますがやはり少し違ってきますので、こちらもシチュエーションごとに解説。


病院を訪れて出産祝いを渡す場合


日本でも親しい友達や親せきなどであれば出産した病院へ直接赤ちゃんを見に行ってお祝いを渡すことがあると思いますが、フランスでは日本よりも少しこの傾向が強いかもしれません。
というのも、日本だとやはり出産したばかりのところへ行くのは迷惑かな?などの配慮をする人も多く、家族などを通して間接的にお祝を渡したりすることが好みまれるような気がしますが、フランスの場合赤ちゃんの誕生を祝いたいと思うような間柄なら、赤ちゃんを見て直接渡したいと考える人が多いので、どこで出産したか分かるくらいの親しさなら、たぶん病院を訪れます。
もちろん地域柄や普段の周囲との付き合い方、また相手の考え方にもよりますが、私の場合は近所のご夫婦が病院まで来てくれました(笑)

そしてお祝いとしてお金を渡す人はほとんど居ません。特に病院でお金を渡すことはまずないかと思いますし、後にあげたいと考えているなら退院後に渡すのが普通。
基本的にはお花やベビー服などが一般的なお祝いで、この辺りは日本と同じだと思います。ただ日本だとたまにケーキやお菓子などの食品の差し入れをする人も居ますが、フランスではあまり一般的ではないと思います。


■病院に来てもらってお祝いをもらった時のお礼…
これは自宅を訪れてお祝いをもらった時と同じ対応になるので、下の項目を参照してください。




自宅を訪れて出産祝いを渡す場合


病院へ行く時間が無い、またはそこまで親しくもないなどの理由で退院後に自宅を訪れてお祝いを渡す場合も上記と同じで、基本的にお金を渡すことはなくお祝いの品を渡すことになります。
その場合もやはり赤ちゃんの服などが一般的で、それ以外ならば赤ちゃんの両親が欲しがっているもの、リクエストのあったものなどあげることもあります。
ただし親戚、特に祖父母などであれば稀にお金を渡して赤ちゃんのために好きなものを買いなさいということもあるかも知れません。


■自宅に来てもらってお祝いをもらった時のお礼…
基本的には結婚式のお礼のような品物はなく、「赤ちゃんが生まれました」というカードなどを渡してお礼を言うのが一般的です。
また友人や親せきなどの場合であれば結婚のお祝いのお返し同様、家にまとめて招いてシャンパンなどを振舞ったり、食事を振舞ってお礼する場合もあります。

私の場合は近所の人が数家族合わせてお金を出し合ってベビー服を贈ってくれたので、そういう人や友人などを合わせて自宅に招いてシャンパンとおつまみを振舞うアペリティフをしました。




職場の同僚でまとめて出産祝いを渡す場合


こちらも結婚のお祝い同様、出したい人が出したいだけ出して現金を渡すこと(特にそれなりの人数の職場に多い)一般的ですが、出産祝いの場合は同じように現金を出し合って品物を買って渡す場合(少人数で女性が多い職場にある傾向)もあります。
もちろん出したくない人は出さなくてもいいし、あまり親しくない人などは数ユーロだけという人も居ます。この場合も誰がいくら出したか書かれたメモを一緒に渡すことが多いですが、品物で渡す場合はメモが無い場合も。


■同僚などにまとめてお祝いをもらった時のお礼…
同僚と言っても、産んだ母親の職場の同僚、パパになった父親の同僚の二つの可能性があるわけですが、いずれにせよ個人的にお祝をもらった時と同様に大抵は「赤ちゃんが生まれました」というカードなどを渡してお礼を言うのが一般的で、お返しの品などは渡さないのが普通。

また、これも結婚のお祝いのお返し同様、職場でランチタイムにシャンパンやおつまみなどを振舞ったり、食事を振舞ってお礼する場合もあります。




番外編…日本に住んでいる人がお祝いを渡す場合


日本に住んでいる人がフランスに住んでいる友達の結婚式に呼ばれたら、チョイスは二つ。
一つは上記を参考にフランス流でお祝いを渡す。
二つ目はあえて日本式でお祝いを渡す。つまりご祝儀を渡したいならご祝儀袋に入れて渡す、お祝いの品ならキレイに包んで熨斗紙付きで渡す。もちろん相手がフランス人の場合はきちんと説明をして渡せば、これが日本式なんだなねと分かってくれるし、きっと喜んでくれるはず。

また結婚式に参加せずとも基本的にはお祝いする気持ちが一番重視されるので、心のこもったメッセージだけでもOKです。



おわりに…


フランス流のお祝いの渡し方とそのお礼の仕方、いかがだったでしょうか?
日本は何かとご祝儀や贈り物の文化が深く根付いているので、もらったらお返しするのが当たり前という考え方がありますが、フランスの場合はお祝いしたい人が出来る範囲でお祝いし、された人は感謝の気持ちをしっかり伝えるというのが基本。
もちろん在仏日本人なら敢えてお返しは日本式でというのもありだと思います。その時に一緒に日本の文化の説明もすれば理解も深まるし、何よりも日本人的な感謝を感じで喜んでくれると思います。
でもフランス流を知っておけばいざという時に役立つかもしれないので、是非頭の片隅に入れておいてくださいね。



にほんブログ村 海外生活ブログ 南フランス情報へ

南仏観光&お土産探しに絶対お勧め!フランス最も美しい村Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)

IMG_6440.JPG


フランス最も美しい村Les Baux-de-Provence



南仏には美しく素晴らしいところがたくさんあって観光スポットも多いのでお勧めもたくさんありますが、意外と日本ではあまり知られていないけど一度は絶対訪れて欲しいところが

Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)。

こちらはフランス最も美しい村にも選ばれているお墨付きの美しい村なので南仏を訪れたら絶対お勧めしたいところの一つです。

Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)は私が住むアルル郡ブーシュ=デュ=ローヌ県にある人口500人ほどの小さな町で、私自身これまで2回訪れたことがありますが本当に美しく、プロヴァンスの中でも特にお気に入りです。


荒々しい白い岩肌と石造り建物が美しい集落




21.July.2010 013.JPG


Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)はアルピーユ山脈の中に位置していて、一帯はプロヴァンス特有の石灰岩による白い岩肌がむき出しになっており、のんびりと穏やかなイメージの南仏のからちょっと離れた荒々しい雰囲気を持った、プロヴァンスでも異色のエリアです。

古城Château des Baux de Provence(シャトー・デ・ボー・ドゥ・プロヴァンス)がそびえ立つ岩山からは葡萄畑と辺りを一望することが出来ます。


スペイン生まれのヴァンサン・デ・サラゴサに捧げられた聖ヴァンサン・デ・ボー教会



21.July.2010 024.JPG


こちらは古城Château des Baux de Provence(シャトー・デ・ボー・ドゥ・プロヴァンス)近くにあるロマネスク様式のÉglise Saint-Vincent des Baux(聖ヴァンサン・デ・ボー教会)。
12世紀から16世紀にかけて建築された歴史ある建造物で内部は3つに分かれており、正門には3つの礼拝堂があり歴史的建造物にも指定されています。


プロヴァンスのお土産探しにピッタリ!



21.July.2010 028.JPG


Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)は全体的に観光客向けの建物が連なっており、たくさんのレストランとお土産ショップがたち並んでいますが、どの建物も建築当時のままの総石造りになっていてリュスティックでとても素敵です。

21.July.2010 021.JPG


プロヴァンスでは定番、ラヴェンダー、オリーブ、セミのモチーフのお土産やポストカード、プロヴァンスモチーフの布で作られたテーブルクロス、布巾、ミトン、色々な種類のオリーブオイルを扱うお店、ラヴェンダーのサシェや石鹸、南仏名物のスイーツ、ヌガーが巨大な塊で売っていたりと次々と目移りするほど素敵なものがたくさん。

ここの良いところはお土産ショップで扱うほとんどのものがフランス製、プロヴァンス製だというところ。私のお勧めはプロヴァンス特有のモチーフの陶器類。なかなか日本では見つけられないので現地だからこそ買えるお土産のひとつです。
もちろん大きいものは重くてお土産には向きませんが、陶器のスプーンや飾り用のモチーフはリーズナブル。個人的なお勧めは陶器のニンニクおろしで、手のひらに収まる大きさでお値段も5ユーロほど、ぱっと目を引くプロヴァンスカラーとモチーフがとっても可愛いですよ^ ^

またプロヴァンスではトカゲの飾りが魔除けや幸運を呼ぶチャームとして愛されており、外壁や玄関などに飾っている家が多くあります。こちらのお店にはハンドメイドの陶器製のカラフルなモチーフがたくさん売られています。
見ているだけでも可愛らしく、いかにも南仏な雰囲気。

IMG_6442.JPG



集落全体がフォトポイント!



Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)はとても規模が小さいので、のんびり散策しても全部回るのに1時間程度。
完全石畳で坂も多く、迷路のように階段を上がったり下がったり、小さな小道がいくつもあるので歩きやすい靴で行くのがお勧めです。
写真だけではなかなかこの魅力が伝えきれませんが、Les Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)はプロヴァンスの中でも無骨感漂うロケーションのせいかやや他とは違った雰囲気が特徴的です。
またレストランやお土産ショップが多いにも関わらず、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚をおぼえる素朴でボコボコの石畳と苔が生えて風化した石造りの建物だけで構成されているので、どこを撮っても絵になる!!
ほとんどすべてがフォトポイント!

21.July.2010 014.JPG


一度日本からの友人連れて観光案内したのですが、その旅行で南仏へ来る前にすでにパリも訪れていた友人、後からその旅の一番のお気に入りはLes Baux-de-Provence(レ・ボー=ド=プロヴァンス)だったと言うほど気に入っていました。
ただしこの地域はミストラルという強い地方風がよく吹く地域なため、過去二度ともこのミストラルに吹かれながらの観光となりました。ミストラルは風速100km/h以上の強風になることもあるので、春夏はともかく秋冬に訪れるならば上着を一枚多め、首元はスカーフやマフラーなどでしっかりと防寒して、間違ってもスカートで行かないように(笑)


古城シャトー・デ・ボー・ドゥ・プロヴァンス



21.July.2010 027.JPG


Château des Baux de Provence(シャトー・デ・ボー・ドゥ・プロヴァンス)の中は有料になりますが見学もできます。
(私はまだ入ったことないです>_<)
入場料は大人10ユーロ、子供(7歳まで無料)8ユーロ。
イベントなどがあることもあるので、行かれる予定のある方は是非オフィシャルサイトで事前にチェックすることをお勧めします!




Château des Baux-de-Provence オフィシャルサイト(フランス語)
http://www.chateau-baux-provence.com/






にほんブログ村 海外生活ブログ 南フランス情報へ

お勧め!ブルターニュの美味しい林檎ジュースとシードル Kerné(カルネ)

IMG_9012.JPG


ブルターニュ産林檎のジュースとシードル



フランス、ブルターニュ地方と言えば林檎が有名なのですがご存知でしたか?
ブルターニュだと普通の民家にも林檎の木が植えられているのをよく見かけますが、ブルターニュ地方のお隣のノルマンディー地方は林檎から作られるお酒カルヴァドスが世界的に有名なので、どちらかというとノルマンディーの方が林檎のイメージが強いかもしれません。

でも!ブルターニュにも林檎のお酒シードルがあります!
(ちなみにシードルを蒸留したものがカルヴァドスになります)
お酒と言ってもアルコール度も4%程度で炭酸なので、フランスでものんべえで知られているブルターニュの人にとってはほぼジュース替わり^ ^;
少し前の世代だと子供にも普通に飲ませちゃっていたようです(苦笑)

我が家は毎年ブルターニュの別荘で夏を過ごすのですが、その時は必ず林檎のシードルの代名詞、Kerné(カルネ)の直売店へ行って林檎ジュースとシードルを箱買いします。

*Kernéの発音はカァーネに近いですが、一般的にはカルネと訳されるようなのでそう表記しています。

ブルターニュ自体全体的に田舎ですが、Kerné(カルネ)も牛などが放牧されている草原に囲まれたのんびりとしたところにあって、お店の近くにはトレードマークの林檎の目印の大きな樽があります。

IMG_8479.JPG


ブティックには観光客だけでなく地元の人も多く、大抵の人は箱買いしています(笑)
もちろん我が家も!
今年(2017年)買って来たのはいつも通りトップの画像の林檎ジュース。酸味が少なく甘くてフルーティーで万人ウケする味です。もちろん100%ピュアで濃縮還元ではありません!!
1本1L入りで6本入り13,80ユーロ。

そしてシードルの方は林檎ジュースよりも種類が多く、今年はLe Kerné douxという甘口でアルコール分控えめ(2.5%)のものを買ってきました。
こちらは750ml6本入りで15,60ユーロ。


IMG_2028.JPG


一番スタンダードなシードルLe Kernéはアルコール分4.5%、同じく750ml入り6本で15,90ユーロです。他にもフルーティーなタイプ、オーガニックのシードルもあり、もちろん1本から買うことが出来ます。
またブティック内では林檎ジュースやシードルの他に地元産の蜂蜜やブルターニュ地方の有名菓子、バターをたっぷり使ったガレット・ブルトンヌやゲランドの塩を使った塩バターキャラメルなどなど、たくさんのお土産を買うことも出来ます。特に今年はブティック内がリニューアルされていてとっても素敵でした!
(写真なくてごめんなさい>_<)




Kernéオフィシャルサイト(フランス語)
→ http://www.cidre-kerne.fr/






Kerné(カルネ)はブルターニュを代表する有名ブランド!



ブルターニュではレストランやクレープリーへ入ると必ずと言っていいほどKerné(カルネ)の林檎ジュースやシードルが置いてあるので、ブティックまで行けなくてもブルターニュを訪れた際は是非飲んでみて下さいね。またパリなどでもブルターニュクレープリーではKerné(カルネ)を取り扱っていることもあります。
こちらのKerné(カルネ)のトレードマーク入りのグラスに注がれたシードルはクレープリーで飲んだ時のもの。

IMG_2379.JPG


そしてブルターニュではこんな風にお茶碗のような器で出すレストランも多いんですよ。

DSC00883.JPG



Kerné(カルネ)だけじゃない!ブルターニュの美味しい林檎ジュース



IMG_6920.JPG


ブルターニュにはKerné(カルネ)だけでなく大小たくさんのローカル林檎ジュースのファクトリーがあります。ちょっと車で走っているとあちこちに手作り感あふれる看板があるくらい(笑)
そしてスーパーへ行くと、私が住んでいる南仏では全く見かけないメーカーの林檎ジュースがずらりと並んでいます。Kerné(カルネ)は大好きですが、せっかくのなので地元でしか買えない林檎ジュースも毎回試すことにしています。

写真の林檎ジュースはブルターニュの普通のスーパーで購入したものですが、見た目だけでも色が全然違いますね。お値段は1.20~1,80ユーロくらいであまり大差はありません。
お味の方は一番右が色から想像できる通り黄色の林檎から作られていて酸味が強く、真ん中はごくごく普通の林檎ジュースの味でした。そして一番甘くて美味しいと感じたのが一番左のもの!
なんとこちらの林檎ジュースは我が家の別荘のあるすぐお隣の街で作られていて、よく通る道で看板を何度も見ているのですがまだ行ったことがありません^ ^;
でもとっても美味しかったので来年行ったらファクトリーへ行って箱買いしたいです(笑)
とっても小さなファクトリーでホームページなどはないようですが、もし近くに行く機会がある方は是非^ ^




Cidrerie de Tromelin
29790 Mahalon
Tél - Fax : 02 98 74 55 08






にほんブログ村 海外生活ブログ 南フランス情報へ